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花火業者から実行委員会に対して報告書が提出されました

2023年11月2日(木曜日)

令和5年8月5日(土)の第40回朝霞市民まつり「彩夏祭」打ち上げ花火の中止について、花火業者から実行委員会に対して、報告書が提出されました。

今回新たに報告された概要は以下のとおりとなります。

 

【状況の報告について】

・新型コロナウイルスの影響により仕事が激減し、フォークリフトのメンテナンスを怠っていた。

・フォークリフトの不調は把握していたが、稼働していたため継続して使用していた。

・午前5時から、他会場の花火積込みを開始したが、フォークリフト1台が充電切れとなり、残り1台で対応するも、積込み作業が遅れだした。

・午前8時ごろに各現場の打上従事者及び定刻で出発していた作業員を工場に呼び戻し、手積み作業を同時に行った。

・その後、充電と使用を繰り返していたフォークリフトが2台とも故障し、すべて手積みによる積込みに変更

・他会場の花火積込みが12時30分ごろに完了し、朝霞会場の積込みを開始

・午後4時40分ごろ、積込み完了し朝霞に向けて出発

 

【事態の要因について】

・機材の点検、メンテナンス作業を行なっていなかった。フォークリフトの使用機会が激減していたこと、稼働はしていたことからメンテナンスを実施していなかったことが原因であると認識している。

・総括責任者、現場責任者、運搬業者、主催者花火担当者との連絡体制が不十分であり、主催者への状況説明が行なえていなかった。

 

【対応策について】

・機材等は必ず年2回のメンテナンス作業を行なう。メンテナンス表を作り管理する。

・花火大会当日の連絡体制図を作成する。

・花火搬出から打上時刻までのあらゆるトラブルを想定し、時間に余裕を持った計画を立てる。